シード設定
シードとは
シードとは、特定の選手が初期ラウンドをスキップして、途中のラウンドから参加できる仕組みです。強豪選手同士が序盤で対戦することを避けたり、参加者数の調整に使用されます。
1回戦をスキップするシード
1回戦をスキップして2回戦から参加させる基本的なシード設定です。
- シード選手の1回戦の対戦相手をクリックします
- 参加者名を空欄にして保存します
- 対戦相手が空になった選手は、不戦勝で2回戦に進みます

複数回戦をスキップするシード
1回戦・2回戦をスキップして決勝戦から参加させるなど、複数のラウンドをスキップする設定です。下の例では、Player6・Player7・Player8をすべて空欄にすることで、Player5が決勝戦から参加するようになっています。
- シード選手の対戦相手(この例ではPlayer6)を空欄にします
- さらに上位ラウンドの対戦相手(Player7・Player8)も空欄にします
- すべての対戦相手が空欄になった選手は、最初の対戦相手がいるラウンドから参加します

応用例:敗者トーナメントの作成
ダブルエリミネーションの敗者トーナメントでは、異なるシードレベルの選手が混在します。ここでは7名の敗者トーナメントを例に作成方法を説明します。
例:7名の敗者トーナメント
シードレベルが3段階に分かれる敗者トーナメントの構造です。
- 選手A, B, C, D(4名): シードなし → 1回戦から参加
- 選手E, F(2名): 1回戦シード → 2回戦から参加
- 選手G(1名): 2回戦までシード → 決勝から参加

作成手順
- 16名参加のトーナメント表を新規作成します
- 参加者を以下の順序で入力します:選手A, 選手B, 選手E, 空欄, 選手C, 選手D, 選手F, 空欄, 選手G, 空欄...
- シードなしの選手(A,B,C,D)は対戦相手と共に配置
- 1回戦シードの選手(E,F)は対戦相手を空欄にして配置
- 2回戦シードの選手(G)は対戦相手を複数空欄にして配置
ヒント
- シャッフル機能でランダムに配置できます
- シンプル入力では空行を挟むとシードになります